ドラマ「南極大陸」に出てた船やで。
本物やで。
「宗谷」は1936年(昭和11)に
ソビエト連邦向けの耐氷型貨物船として製造された船でした。
それが、1940年(昭和15)、日本海軍の特務艦となり
太平洋戦争後は引揚げ船として
グアム、トラック島、上海、台湾、ベトナム
満州、大連、サハリン、朝鮮から
多くの日本人を祖国へと運んだそうです。
引揚げ船としての任務を終了した後は
海上保安庁の灯台補給船として、日本全国にあった灯台を巡り
重油や軽油、石炭、機材の部品などを届ける任務を五年半務めたあと
南極観測船となることが決まったのでした。
観測船としての任務が終わったあとは
巡視船として、北洋海域のパトロールに従事しました。
戦争中も、南極へ行った時も
何度も何度も危ない目にあいながら
いつも無事に乗り切ったことから
1978年(昭和53)、「宗谷」の解役が決まった時には
日本全国から保存の声があがり
ここでの展示が決まったのだそうです。
南極へ行っただけの船と違ったんやな。
そんなすごい船に、気軽に乗り込めたから
とても、とても興奮しました
狭い階段を上ったり下りたりしながら
士官食堂を見たり
小さい二段ベッドが2台ある、乗組員の部屋を見たり
タロウとジロウのぬいぐるみを見たり
してきました。
興味のある方は、ぜひ、ぜひ
行ってみてください。
今なら、タロジロの写真入り
特製入艦カードがもらえますよ。
「宗谷」のすぐ近くには
フジテレビがありますよ。