軽金属学会に行ってきました。
軽金属とは
アルミニウム、マグネシウム、ベリリウム、チタン
アルカリ土類金属、アルカリ金属などの金属のことを指します。
精錬するのが非常に難しかったため
人類が軽金属を使いこなすようになるのは17〜18世紀頃で
大量生産が可能になったのは19世紀頃だそうです。
近年では自動車、鉄道、航空機などを作る際に使用され、
輸送機器の軽量化に大きく貢献している軽金属。
そんな軽金属は、私の研究とは一切関係ないのですが
学会の行事の中に
「日本の貨幣の歴史−金銀銅貨から一円アルミ貨まで−」
という講演があり
おもしろそうだったので聞きに行ってきたのです
江戸時代に作られた様々な種類の大判・小判の話や
幕末に、日本の小判が大量に海外に流出したこと
太平洋戦争中に作られた貨幣の原料の話など
超おもしろい話がたくさん聞けました
講師の方が持参した大判小判を
よかったら近くで見てね、的な感じで最前列に並べていたのですが
講演終了後、それらのブツを見るため
来場したおじさまたちが大挙して押し寄せていった光景は
圧巻でした。
「あんたはとても頭が軽い〜、私はとても心が軽い〜、二人並んでよくよく見れば、どちらも飛べないアホウドリ。」